RMH に参加して
防衛大学校3学年 根岸 摂
1.はじめに
私は、2010年9月京浜急行汐入駅で、偶然石川先
生と知り合い、馬堀聖書教会やコルネリオ会・テモ
テ会に時々参加するようになりました。そこで、2011
年夏のアメリカコロラドスプリングキャニオンで開
催される RMH(Rocky Mountain High)という青年軍人
クリスチャンキャンプがあることを知り、一人で参
加することを決心しました。
2.RMHの目的
RMH の目的は、青年軍人クリスチャンがお互いに主
にある交わりを深め、神様と直接向き合う時間を持ち、
危険な場所でも神様が共に居られ、守って下さること
を体験することです。
3.私の参加したRMHの日程とプログラム
プログラムはRMH6というコースで、日程は2011年
7 月31日―8月7 日(7泊8日)でした。
1 日目:参加者全員が現地に集合・夕食・自己紹介・夕
食後オリエンテーション。その後イブニングセッショ
ン(皆で聖書の箇所を読み、その聖句について考えを
話合いました。これは毎日夕食の後に行われ、その日
のプログラムから何を学んだかを反省します)。
2 日目:本格的なプログラムの開始、ラフティング(ボ
ートに乗り複数人で川を下りました。全員で協力し、
目標を達成することの大切さを学びました。)
3 日目:朝の礼拝・Holy Water Rockに向かい、ロック
クライミングとラペリング(お互いが信頼し合い、任
せる事の大切さを学びました。)
4 日目:Trek(山登り)でイェール山の頂上を目指し出
発・山の中腹でキャンプ(頂上に向かって、どんな気
持ちで登るのか、今自分は神とどう向き合っているか、
お互いに説明し合いました。)
5 日目:山頂付近でキャンプ、(そこではSoloといって
一人で聖書の聖句と神について約3時間、考える時間
を持ちました。)
6 日目:頂上に到着 (日に照らされた雲や山は輝いて
いました、苦労しましたがその素晴らしい景色を
見るだけで心が癒されました。)
7 日目:最初の宿泊地へ戻る(近くの温泉で山登りで溜ま
った疲れを癒しました)。夕食・イブニングセッション。
8 日目:解散・空港へ
感想
初めての参加でしたが、非常に充実した一週間を過
ごすことができました。特にプログラムのメインであ
る Trek では、標高が高いので酸素が薄く、さらに重
い荷物を担ぎ、きつい中で皆と歩き頂上までいったの
はとても達成感がありました。またこの Trek では
Solo が2回ほど行われ、神様や聖書について考える時
間が今までで一番多くあり、様々な人の考えや意見を
聞くこともできました。この Trek ではメンバーがお
互いに協力し、信頼し、助け合い、支えながら行うこ
とができたと思います。また、Trekの前のプログラム
で学んだことをこの Trek では体験という形で再び学
び、完成させるプログラムだと思いました。
RMH に参加でき本当に良かったと思います。RMH
では英語が喋れるか、上手く皆とコミュニケーショ
ンがとれるかなど心配でしたが、韓国の防衛大留学
生のチェ・ウォンビンさん(別便で参加)も一緒で、
私がわからない英語を教えてくれ、RMH に参加した
メンバーも皆親切で非常に過ごしやすかったです。
Soloをしていて思ったことは私がRHMに参加すると
決まった時から、神様がすでに私のために良い環境
を計画してくれたのではないかということでした。
もっと前のことを考えると、去年、汐入駅で石川先
生に会うことがなければRMHに参加することもなけ
れば、教会にも来ることもなかったはずです。去年
の時点で計画は進められていたのではないかと感
じました。
反省点としてはもっと事前に英語の勉強をしてお
けばよかったなということです。生活は全部英語なの
で夕食のさい話題に困るということもありました。ま
たラフティングやロッククライミングなど危険なこ
とをする際にも注意事項は全部英語で説明されるの
で理解していないと自分の身を危険にさらすことに
なります。また聖書の題が英語と日本語で違うので探
すのに一苦労でした。もっと聖書と英語を関連づけて
勉強しなければと感じました。さらに、もっと神様を
身近に感じて歩みたいと思いました。
神様からのプレゼントとイエス様のお蔭
防衛大学校博士課程学生 柳 秉夋
子供の頃は、家庭問題、経済的な問題により、多
くの精神的な悩みがありました。教会には、通って
いましたが、不公平な神様だと思っていました。経
済的な問題のため、授業料もかからない海軍兵学校
に挑戦し、合格しました。しかし、これは神様の恵
みであったはずなのに、それを理解しておらず、自
分の力でできたという自惚れがありました。その後、
頑張って生きようとしましたが、何か虚無感を感じ
始めました。ちょうどその頃、神様からいただいた
最高のプレゼントである鄭周眞(ジョン・ジュジン)
(現在の妻)との交際が始まりました。何もない私
をイエス様のように愛してくれる彼女のお陰で、イ
エス様を信じるようになりました。「しっかりした
妻を誰が見つけることができよう。彼女の値打ちは
真珠よりもはるかに尊い。」(箴言31:10)
その後、また、神様の不思議な導きで、防衛大へ
留学(修士課程)しました。全国民の1%も過ぎな
い日本人クリスチャンの姿は、私にとって、一つの
大きな証となり、妻や徳梅先生の導きで、馬堀聖書
教会で洗礼を受けました。
私のビジョンは、世界平和と軍の福音化です。また、
日本自衛隊の福音化です。このために、頑張りたいと
思います。現在、以下のことを決心しています。
決心1:「主を恐れることは、知恵の初め。」(箴言9:
10)
決心 2:「あなたのしようとすることを主にゆだね
よ。」(箴言16:3)
決心3:「一人でいるとき、神と交わる。」
決心4:「純潔を守る。聖なる人となる。」
東日本大震災の記憶(希望を約束して、導く神)
会員 山田 伊智郎
2011年3月11日(金)1446分、宮城県三
陸沖付近においてマグニチュード9.0の巨大地震が
発生した。この地震により気象庁は1450分太平洋
沿岸部等に大津波警報を発令したが、想定をはるかに
越える大津波が太平洋沿岸を襲い、特に岩手県三陸沖
海岸から宮城県、福島県の沿岸部を中心に近代日本に
おいて例を見ない甚大な被害が発生した。当時、第2
施設団の副団長の私は、揺れがおさまるのを待って、
直ちに団の指揮所に向かった。発電機で電源が供給さ
れた指揮所ではスクリーンに宮城県南部沿岸地域が津
波に飲み込まれてゆく光景が映し出されていた。現場
に出た私は色々な光景を目にした、救出・復興活動が
続くなかで自衛隊の活動に協力を申し出る人、コンビ
ニやガソリンスタンドで寒い中、順序よく順番を待つ
人達、一方、放置された車からガソリンを抜き取る人
や被災した家屋から家電製品を盗む人達。しかし、神
の愛はこれらの人達に平等に注ぐのだ。
あれから、1年が経過した。この震災で日本全体が
ダメージを受けたが、その内容は地域や立場により違
い、また、立ち直りの経過も千差万別だ。当時の状況
が未だ鮮明に残り心や体の傷として長く残り、日常の
生活にも苦しみが伴う人達、震災当初は自分の事とし
て思いを寄せても、日常の煩わしさにこの思いが埋没
してゆき、その現実に心を痛める人達。実際に地震を
体験し救援・復旧活動の現場にいた私ですら、時間が
経ち、勤務場所も変わることにより、地震の揺れの感
覚や、初めて現場の景況を見た時の驚愕の思いは褪せ
つつある。大変残念なことで、記憶を風化させてはな
らいないとの思いと、これは人として自然なことと、
この現実を自分に納得させる。しかし、唯一、両方の
人達に平等に寄り添うことができる方が、神なのだ。
色褪せる記憶の中で、震災当初から今に至るまで、
一つの疑問が私の心を占めている。それは、なぜ、あ
の人達が犠牲になったのか。この問いに、キリスト者
として答えを出すことが求められているような気がし
てならないが、未だに釈然とした理解ができず、神の
世界の不合理さを恨む。
今もその時の記憶が鮮明に残り心や体の傷が癒されて
いない人達、また、色褪せる記憶を押しとどめる事が
できず、未だに自分の思いを整理できないだけでなく、
その不合理さを恨む自分をも「よし」として将来への
希望を約束して、導いてくれるのも神である。
(日本バプテスト連盟 横須賀長沢キリスト教会員)
黙想と祈り その2
会員 長濱 貴志
前回紹介しました通り、黙想における実例として、
① 自然との対話 、 ② み言葉を味わうことにつ
いて話そうと思います。
① 自然との対話
近くの公園を散策するのですが、この冬の季節で
あれば、長く起立した霜柱、それを踏みつける感触、
木々のシルエットなどは目、感覚を楽しませてくれ
るものです。
陽が昇り始めてからさえずり始める野鳥は耳を
楽しませ、春に近づくにつれ花々が香りを放ち、散
策を楽しませてくれます。自然は、神が創造された
物の一端を示しています(創世記1:1)。そして、
それらは美しく着飾っています。(マタイ6:29)
そのような、落ち着いた環境で何も持たず、み言
葉を思い出しながら、思い出せないときは、ひたす
ら聴く姿勢、心持ちで散策し続けます。
加藤先生は、一人になること、み言葉を思いめぐ
らすこと、時間と場所を決めること、最初は1から
2時間くらいから始めたら良いと進めておられま
す。 何が与えられるかと言いますと、その時々で
変わりますが、あるみ言葉を通して励まし、力が与
えられこともあれば、み言葉に対する理解を深めら
れることもあります。
② み言葉を味わう
詩篇第23篇より、
主は私の羊飼い、私は乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、憩いの水のほとり
に伴われます。・・・
加藤先生は、この詩篇を黙想に適したみ言葉とし
て紹介くださっています。
私は当初、このみ言葉は、王として選ばれる以前
の若い羊飼いであった頃のダビデが、自らの職業を
通して、神様を覚えたこと、感慨に耽ったことを知
ったみ言葉として想像しておりました。
しかし、この詩を書いたダビデの人生を思い返す
とき、波乱に満ちた人生を送ったことに気づきます。
その彼がこの詩篇を通じて彼の人生をさらけ出し、
どれだけ主に信頼しておられたのか、どのように人
生の苦難を主とともに乗り越えて来たのかを伺わ
せるものでもあります。どの一句を取り上げても、
そこにある主がダビデになされた励まし、慰めを私
も味わうことができます。
主は、裏切られず、私たちに良きものを与えてく
ださる方であり、いつも私の傍にいて必要なものを
用意してくださり、ともに歩みを共感してくださる
方であることを覚えるのです。
預言者から油注がれた幼少のダビデ、ゴリアテを
投石で必殺した勇敢さ、サウルに妬まれ、追われ、
あるいは逆襲してサウルの寝床まで潜入しサウル
の息の根を止めることを直前で停めた時、勝利の凱
旋、栄華、姦通、部下の暗殺、悔い改めなど、どの
場面を思い起こしてもこの詩篇の背景としてダビ
デの人生を想像することは容易です。
ダビデの立場として、あるいは自分がその立場か
ら心境を吐露したとして、主との親密さ、主への信
頼を端的に表現したこの詩篇の深さを味わうこと
ができるのです。
以上、① 自然との対話 、② み言葉を味わ
うことを通しての黙想の実例を紹介しました。
あなたの重荷を主にゆだねよ。(詩篇55:2)
馬堀聖書教会牧師 徳梅 陽介
長男敬謙(たかのり)のためにお祈りとご支援を感
謝します。
2011 年 9 月8日に息子敬謙が入院し悪性の脳腫瘍と
診断されました。最悪の場合あと半年の命と言われ、
家内も自分も目の前が真っ暗になりました。「私の助
けは、どこから来るのだろうか。私の助けは、天地を
造られた主から来る。」(詩篇121:1-2)主よ。どうして
ですか。自分を打たずに息子を打ったのは。私は山に
向かって目を上げました。主はこう言われました。「わ
たしは、お前を愛している。決して見捨てない。お前
を守る」と。家族で毎日祈り続けました。予想を越え
て、各方面、近所の方からもお祈りと支援を受けまし
た。家内の妹夫婦からも徹夜で祈ったと知らせがあり
ました。敬謙の中学生の友人は千羽鶴を送ってくれま
した。「主は、すべての災いから、あなたを守り、あな
たのいのちを守られる。」「主は、あなたを、行くにも
帰るにも、今より永久までも守られる。」(詩篇121:7-8)
永遠の都である天の故郷へ導いて下さいます。現在、
放射線と抗がん剤の治療をしていただいており、治癒
率は 90%以上と言われました。すべては主のお蔭であ
り、今後も主にゆだねて行きたいと思います。
お祈りのお願い
○ 引き続き徳梅敬謙さんの完全な癒しのためにお祈
りください。
○ 2014年にAMCF世界大会が南アフリカで開催されま
す。(2004年のソウルでの大会以来10年ぶりです。)
大会主催者側から献金の依頼があり、コルネリオ会
として2012年と2013年とに各々$2,500を献金する
ことにしました。献金と参加がおこされるようにお祈
りください。
○ コルネリオ会員の新年度の歩みの上に守りと祝福
がありますようにお祈りください。(特に異動された
方々のために)
ブラジル・アルゼンチンを旅行して
会員 圓林 栄喜
1 はじめに
ブラジルには自衛隊OBの下桑谷浩宣教師、アルゼン
チンには在原繁宣教師といういずれも20年以上現
地で奉仕しておられる先生方がおられます。なかなか
地球の反対側まで行くなど考えられませんでしたが、
年末年始に思いがけず長期の休暇をいただけました
ので、12月22日から1月4日までの間、ブラジル
とアルゼンチンを旅行してきました。今回はその際の
体験談を報告したいと思います。
2 ブラジル・アリアンサへ(12月22日~24日)
成田からドバイまで12時間、ドバイでの乗り継
ぎ待ち5時間、ドバイからサンパウロまで15時間、
サンパウロで一泊休養し、サンパウロからアリアン
サにもっとも近い空港のアラサツーバまで1時間半、
さらに車で1時間半と合計53時間の長旅でした。
ブラジルは世界で5番目に広い国です。日本の23
倍、私たち家族が行ったサンパウロ州は日本の北海
道を除いた面積に匹敵する広さです。アラサツーバ
までの飛行機の眼下に広がる広大な大地、アラサツ
ーバからアリアンサまでの車窓に広がる広大な牧草
地や農地を眺めていますと北海道の大地も可愛く見
えてしまいます。
3 ブラジルにて
(1)クリスマスイブ(12月24日)
ちょうどクリスマスイブでもあり、南国のクリス
マスを体験できました。こちらにはユバ農場という
日本から移住し共同生活をされているクリスチャ
ンの団体があり、そこでクリスマスの夕食会の交わ
りに加えていただきました。肥沃な大地が生み出す
食物はバラエティーに富んでおり、神の恵みの素晴
らしさを覚えつつ感謝していただきました。
(2)クリスマス(12月25日)
下桑谷宣教師が牧会しておられるアリアンサ教
会のクリスマス礼拝に参加しました。礼拝は日本語
で行われていましたが、日系人の教会でも日本語の
みで礼拝する教会はほとんどないとのことです。礼
拝後の教会員との交わりを通じて、ブラジルに入植
された方々の苦労話や3世、4世の方々への日本語
教育の難しさを伺いました。
(3)クリスチャンアカデミー訪問(12月26日)
現在建設中のクリスチャンアカデミー(アドラム
の家)を訪問しました。広大な畑が広がっています。
さまざまな問題を抱えた日本の青年が、ここに来て
変えられていったという話を伺い、日本のような便
利な生活はありませんが、豊かな自然の恵みとそこ
に暮らす様々な人々を見つめながら、どんな人も受
け入れ、変えていく何かがあると感じました。それ
が何なのか具体的にはわかりませんでしたが、完成
すれば、施設を通じてさらに大きな働きができると
思います。神様から与えられたビジョンのもと、
着々と計画が進められるようお祈りしました。
(4)イリア・ソルテイアダム(12月27日)
早くもブラジル最終日となり、車で2時間ほどの
ところにあるイリア・ソルテイア(Ilha Solteira)
というダムを見学しました。
このダムは発電所内の見学もでき、世界一の出力
を誇るイタイプダムの約1/4の規模ではありな
がら344万kwという出力(ちなみに黒部ダムは
34万kw)には驚かされました。
さらに昼食にはシュラスコ(ブラジル版焼肉)を
堪能、夕食は教会員のご自宅での夕食会にお招きい
ただき楽しい時間を過ごしました。
4 アルゼンチン・モンテカルロへ(12月28日)
短期間の滞在ではありましたが、下桑谷先生、ホ
ームステイさせていただいた安田典子姉らに別れを
告げ、いったんサンパウロへ戻り、その後国内線で
フォズド・イグアスというイグアスの滝の近くの空
港へ行き、在原宣教師と合流して陸路でアルゼンチ
ンへ入国しました。パラグアイ、ブラジルとの国境
に立ち寄ったりしながら2時間ほどで在原宣教師の
活動地であるモンテカルロ市に到着しました。
アルゼンチンは移民の国です。ドイツ系の移民が
多いようです。ドイツ人は勤勉で、体も大きく、ド
イツ人としての意識、言語、伝統を継承しようと言
う意識が強いそうです。様々な国の人々がいるとい
うことは、よく言えば様々な文化にふれることがで
きますが、悪く言えば日本人の常識は通用しないと
いうことでしょう。自分の意見をしっかり持たなけ
れば信頼もされなければ、相手にもされない現実が
あることを感じました。
5 アルゼンチンにて
(1)家庭集会、祈祷会等(12月28日~30日)
到着してさっそく蛍が飛び交う森の中の一軒家
での家庭集会、建設中のグアッタンブー教会での星
空を見上げながらの祈祷会、子どもたち中心の礼拝
に向けての賛美練習に集いました。いずれの集会で
も感じたことですが、貧しさを感じさせない人々の
明るさと教会を建て上げようという兄弟姉妹の熱
い思いが伝わり、感動しました。
教会の祈祷会に参加した時のことです。教会のア
ラジーノ牧師夫人が在原先生を通じて私たちにみ
ことばをくださいました。それは「エレミヤがまだ
監視の庭に閉じ込められていたとき、再びエレミヤ
に次のような主のことばがあった。「地をつくられ
た主、それを形造って確立させた主、その名は主で
ある方がこう仰せられる。わたしを呼べ。そうすれ
ば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、
理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。」
(エレミヤ書33章1~3節)のみことばでした。
夫人は「このみことばを日本に持ち帰りなさい。そ
れが日本の祝福となるから。」と言われました。神
様のご計画はわかりませんが、皆さんにもこのみこ
とばをお伝えしたいと思います。
(2)大晦日(アサード)(12月31日)
アルゼンチンでは大晦日には親類縁者が一堂に
会し、夕食会を開き花火を打ち上げながら年越しを
します。それも午後10時という遅い時間から始ま
ります。在原家の年越し晩餐会に参加させていただ
き、楽しいひと時をもてました。
(3)新年主日礼拝(1月1日)
非常に暑いせいもあるのでしょうか、こちらの主
日礼拝は夜行なわれます。小さな子どもから大人ま
で一緒に礼拝をささげる姿を見ます。子供たちはみ
なきちんと座り牧師先生の話を聞いていますし、心
からの賛美を捧げています。これが神様への礼拝の
姿なのだと教えられました。
(4)イグアスの滝訪問(1月2日)
最終日には世界一の規模を誇るイグアスの滝を
見に行きました。環境保護のため車の立入りは規制
され、電車を乗り継ぎ、川の上の歩道橋をわたり「悪
魔ののど」と呼ばれる場所にたどり着きました。映
画「ザミッション」が思い出され、人間の小ささと
創造主の御業のすごさを改めて認識した次第です。
4 さいごに
今回、家族で旅行しましたが、子どもたちにも本
当に良い体験であったと思います。息子は多くの動
植物との触れ合いを通じ、今度はぜひパンタナール
(世界一の湿地帯)に行きたいと申しておりました。
ブラジル・アリアンサには4泊、アルゼンチン・モ
ンテカルロには5泊と短い滞在でしたが、南アメリ
カの宣教の現状を見聞きし、日本を外から眺めるこ
とができました。
旅行間、多くの兄弟姉妹の暖かな歓迎と支援をいた
だきほんとうに感謝しています。神様が豊かな祝福と
恵みで報いてくださるようお祈りしつつ報告を終わ
ります。感謝をもって