コルネリオ会会長就任挨拶
コルネリオ会 新会長 中野久
本年度総会(2023 年 6 月 10 日オンライン)で第
11 代コルネリオ会(防衛関係キリスト者の会)会長
に選出され、牛込キリスト教会の佐藤順牧師による
新旧会長交代式が厳粛に、神様の御臨在を霊的に感
じつつ挙行されました。
聖 書
第二コリント 4:16~17「( 16)ですから、私たちは
勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰え
ても、内なる人は日々新たにされています。(17)今
の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知
れない、重い永遠の栄光をもたらすからです。」(新
改訳3)
初代(1959.5)吉江誠一(陸将)、第 2 代武田貴美(陸
将)、第 3 代清水善治(2 海佐)、第 4 代武田貴美(陸
将)、第5代今井健次(教授)、第6代矢田部稔(陸将
補)、第 7 代滝口厳太郎(2空佐)、第 8 代石川信隆
(教授)、第9代今市宗雄(1陸佐)、第10代石川信
隆(教授)であり、石川先生が第 8 代会長の時、小
生が副会長としてタッグを組んできました。
コルネリオ会との出会いは、1989 年 4 月 30 日に関
東プレインズバプテスト教会でバプテスマを受けた
翌週に、教会員から小さな手書きのメモを渡された
のがきっかけでした。そこにはコルネリオ会連絡先
の電話番号と今井健次氏の名前が記されていました。
洗礼式の時に救いの証を述べた私が、現役自衛官で
あることを知ったその方が、クリスチャン新聞のコ
ルネリオ会広告を見て教えてくれたのです。一度電
話をかけると、今井先生から、聖書の学び会があり、
陸曹のクリスチャンはいないので、是非参加して下
さい、そして次回は1992年6月13日(土)から14
日(日)三鷹下連雀TEAMセンターで修養会があるの
で、そこで証をしてほしいと言われました。当時、
営内居住でしたので、特別外出許可証で参加をした
のです。
あれから 31 年が過ぎ、その間に副会長を 17 年間
神様の恵みによって務めることができました。これ
まで波乱万丈の人生でしたが、妻とよく話し合いを
して時間をかけて祈ってきました。今回も、“主の御
心でしたらどうか用いて下さい”と祈り、このタイ
ミングと現在の状況で受け入れることができました。
神様から与えられた人生ですから、命の続く限り、
福音伝道とコルネリオ会の皆様との祈り、交わり、
励まし合いを継続して行く所存でございます。
アーメン
「すべての営みには時がある」
コルネリオ会 前会長 石川信隆
この度、コルネリオ会の会長職を辞任させていた
だくことになりました。昨年11月に85歳を迎え
身体の衰え(特に聴力)を感じたこと、また2期目
の会長職を引き受けて以来、今年でちょうど10年
の節目になったことが辞任の理由です。これまでご
指導・ご支援・ご協力をいただきました主イエス様
と皆様に心から感謝申し上げます。
「すべての営みには時がある」(伝道者の書 3:1)
のとおり、会長になるのに時があり、辞任するのに
時があります。幸い中野新会長は、信仰心が篤く、
英語が堪能で国際人にふさわしく、また会長を支え
るスタッフも有能でありますので、安心してバトン
タッチできます。
思えば、1986年8月コルネリオ会主催で初めて
のAMCF(世界軍人キリスト者の会)アジア大会が今井健
次コルネリオ会会長、矢田部稔実行委員長の下で、
市ヶ谷グランドヒルで開催されました。当時私は求道
中でしたが、今井先生のお誘いで参加し、司会の大役
を仰せつかり、聖霊の導きを受けて、早天祈祷会で初
めて悔い改めを経験しました。その年の12月7日に
馬堀聖書教会で受洗の恵みに与りました。その直後、
アジア大会で会計係であった下桑谷浩兄がその役を私
に引き継いで、ブラジル宣教師としてアリアンサに旅
立ちました。また1987年秋に ACCTS(軍人キリス
ト者の会支援団体)のチャック・ピアシー夫妻が日本
に来て防大で聖書研究会を開くように薦められ、徳梅
陽介牧師のご指導の下で1988年2月から毎月1回
防大聖書研究会が始まり、私の定年(2003年3
月)まで約14年間主のお守りの中で続けられました。
この中からK兄、E兄、N兄の3名の学生が救われ、
現在もコルネリオ会の中枢として活躍しております。
さて、会長職は、矢田部稔会長、滝口厳太郎会長
のあとを引き継いで、2000年6月から2005
年9月まで第1期目の会長を担当しました。その間、
2002年8月のアジア大会(市ヶ谷)、2005年
8月の東アジア研修会(品川)を主催し、会議運営の
労苦に対する恵みを経験しました。その後、200
5年9月から今市宗雄兄に会長を引き継いでもらい
ましたが、2013年5月から再び2期目の会長職
を引き受け、今年(2023年)でちょうど10年、
計約15年半の会長職を主イエス様のお守りの中で
全うすることができました。
2期目も2015年9月東アジア研修会(両国)、
2019年9月東アジア大会(横浜)を開催すること
ができ、これも主の憐みと金学根宣教師の絶大なご支
援と会員および支援者のご協力のお蔭で、多くの祝福
を受けました。特に、横浜大会終了後、中岡一秀兄
(横浜指路教会)のご紹介により、コルネリオ会例会
を牛込キリスト教会の佐藤順牧師・有希子先生のご支
援のもとで開催することができました。しかし、コロ
ナ禍の影響で対面の例会開催が困難となりましたが、
幸い Zoom というオンラインによって日本全国・世界
中から例会参加が可能となり、多くの兄弟姉妹が参加
してくださいました。これはコロナ禍にあって主のな
せる奇跡と思いました。特に、日本各地の牧師先生が
例会メッセージを担当してくださり、コルネリオ会に
対して神様は特別の恵みを与えてくださいました。毎
回の例会メッセージはそれこそ感動の連続で、これら
を「コルネリオ会メッセージ集」として編纂したいと
思っています。
「神の国とその義をまず第一に求めなさい。そうす
れば、それに加えて、これらのものはすべて与えられ
ます。」(マタイ6:33)。
このみ言葉は真実で、私の研究生活でも経験し、当
時防大に博士課程がなかったにもかかわらず、学生た
ちの中から次々と国内外の大学で博士号を取得するこ
とができ、「主は生きておられる」ことを実感させて
いただきました。
最後に主イエス様と皆様に拙い私を支えてくだいま
したことを、改めてお礼申し上げます。本当に有難う
ございました。在主
2023年度総会報告
6 月10 日(土)、2023年度コルネリオ会総会をZoomで
実施し、2022 年度の活動報告・会計報告と 2023 年度の
活動計画・予算計画及び役員人事の審議を行いました。
2023 年度の活動計画、役員人事、会計決算及び予
算は次のようになっています。異議のある方は会長
(石川信隆)宛て 1 ヶ月以内に申し立ててください。
1 2023年度コルネリオ会活動計画
1 方 針
2023 年度コルネリオ会の主題聖句:
「神の国とその義をまず第一に求めなさい。そう
すれば。それに加えて、これらのものはすべて与え
られます。」(マタイ6:33)
毎朝のデボーションによって聖霊の力を得て、こ
の世に「神の国の実現」に向けて祈り、実行する。
2 具体的活動
(1)例 会
ア 例会は、原則として毎月第2土曜日に開催する。
2023 年度も日本全国およびアメリカからも参加可
能なZoomを利用して、学びと交わりを充実する。
イ 学び会は2023 年度も牧師先生方によるメッセー
ジおよび各人の証しおよび Inductive Bible Study
方式による使徒の働きを学び、会員の霊的成長と神
の国の実現につながることを目的とする。これによ
ってお互いの信仰を高め合い、現役会員の使命が達
成されることを祈るとともに、参加者全員および家
族の平安と健康が保たれるように祈る。さらに部隊
内および隣人との良い関係を実現する。
ウ 昨年始めた祈り会(第 4 土曜日)を引き続き継続
する。現役祈り会は第 4 土曜日 2100-2130、退役祈
り会(ダニエル会)は第4土曜日2000-2030 ZOOM で
行う。
エ 新来訪者を歓迎し、共に学び交わる環境を醸成
していく。
(2)広 報
ア 会員の証しや学び会での恵み等、ニュースレター
の記事をさらに会員の霊的成長につなげる内容に改
善し、会員の活動への参画意欲を醸成していく。
イ 中央からの情報発信だけでなく、地方でのコル
ネリオ会活動(関西支部・東北支部、アメリカ支
部)の情報提供にも心がける。
(3)宣 教
ア ホームページにコルネリオ会の例会・総会の議
事録を掲載するとともに、牧師先生のメッセージ
を YouTube に載せる。また各国AMCF等のホー
ムページの日本語での紹介等を実施して会員等が
活用しやすいホームページ作りに着意する。
イ 韓国軍人クリスチャンおよび防大生との交わり
を継続し、信仰を深め励まし合う。
ウ 宣教団体との協力を継続し、会員の霊的成長に
つながる情報を提供していく。
(4)国外活動への参加と支援
ア AMCF(世界軍人キリスト者の会)及び ACCTS(AMCF
の教育支援機関)および MSO(韓国の宣教支援団体)と
の連絡・調整を維持し、相互の意思疎通を図る。
イ 2023年EA Interaction(キルギス主催9月6日-10 日)に参加する。
東アジア(韓国・台湾・モンゴル・中央アジア)
軍人クリスチャンとの親善に努める。
ウ ACCTS(アメリカ、リック・ライレス元大佐)及び
MSO(韓国、イー・カップ・ジン元中将)との交流を継
続する。
(5)会 計
ア 活動の運営資金が備えられるよう、ニュースレタ
ー・ホームぺージ等を通じて祈り求める。
イ 予算の効率的な使用に心がける。
2 2023年度役員人事
役 職 氏 名(細部役割等)
会 長 中野久永(全般、海外担当)
副会長 圓林栄喜(会長補佐)
総 務
加瀬典文(例会案内・書記・現役祈り会
担当)
尾崎伸作(IT関係担当)
佐藤有希子(奏楽担当)
企 画
関 博之(企画)
荻原洋聡(企画補佐)
森川拓弥(同上)
渉 外 薮内隆志(日本語ホームページ)
中野久永(英語ホームページ)
広 報
圓林栄喜(ニュースレター編集・郵便発送)
佐藤有希子(同上:印刷)
加瀬典文(同上:メール発送)
海野幹郎(国内広報担当)
甲斐悠樹(国内広報担当)
八木信如(関西支部担当)
常盤一崇(国内広報担当)
栗永泰地(東北支部担当)
会 計 長濱貴志(会計業務全般)
監 査 中岡一秀(会計監査)
顧 問 石川信隆(例会・広報担当)
今市宗雄(ダニエル会担当)
教職顧問
佐藤 順牧師(牛込キリスト教会)
大頭眞一牧師
(京都信愛教会兼明野キリスト教会)
金 学根牧師(AMI Mission Bible Academy)
井草晋一牧師
(日本メノナイトブレザレン教団、
コルネリオ会関西支部担当)
徳梅陽介牧師
(日本同盟基督教団馬堀聖書教会)
3 2022年度決算
(2022.4.1~2023.3.31)
1 収入 献金 一般 ¥554,500
献金 クリスマス ¥8,000
利息 ¥10
前年度繰越金 ¥1,902,157
合計 ¥2,464,667
2 支出 講師・謝礼費 ¥150,000
ニュースレター作成・発送費 ¥102,643
新聞雑誌広告費 ¥27,500
集会/例会会議費 ¥13,266
慶弔費 ¥0
接待交際費 ¥0
旅費・交通費 ¥0
事務通信費(はがき・切手・インターネット等) ¥4,195
雑費(振込手数料・郵送通知料金) ¥25,709
献金(国内国外教会・海外へ) ¥13,897
小計 ¥337,210
2023年度への繰越 \2,127,457
合計 \2,464,667
4 2023年度予算
(2023.4.1~2024.3.31)
1 収入 献金一般 ¥450,000
クリスマス献金 \5,000
利息 \10
前年度繰り越し ¥2,127,457
合計 ¥2,582,467
2 支出 講師等への謝礼・支援費 \150,000
ニュースレター作成・発送費 \100,000
新聞雑誌広告費 \30,000
集会/例会会議費 \30,000
慶弔費 \20,000
接待交際費 \20,000
旅費・交通費 \20,000
事務通信費(はがき・切手・インターネット等) \10,000
雑費(振込手数料・郵送通知料金) \30,000
献金(国内国外教会・海外へ) \20,000
2023 Interaction支援 ¥150,000
小計 ¥580,000
次年度への繰越(予備費) ¥2,002,467
合計 ¥2,582,467
月例会動画の案内
コルネリオ会月例会における牧師先生らのメッセ
ージをコルネリオ会(JMCF)ホームページに
アップしております。見逃された方、興味のある方
は是非ご覧ください。
http://jmcf.s302.xrea.com/index.html
2023年 4月 「闇は光に打ち勝たなかった」 〜人知をはるかに超えたキリストの愛を知る〜
本郷台キリスト教会アドバイザー牧師 木島 正敏
2023年 5月「まず神の国と神の義を求めなさい。
そうすれば…」 〜マタイの福音書 6章 33節から示されて〜
本郷台キリスト教会アドバイザー牧師 月井 博
2023年 6月 マタイ6章33節「神の国と神の義」 〜謙遜な魂をもち、御霊に満たされていこう〜
牛込キリスト教会牧師 佐藤 順
献金感謝(2023.3.1-2023.6.30)
皆様の献金を心から感謝します。(敬称略、順不同)
藤原幸生、飯塚正美、中村純誠、大頭眞一、
在原 繁・津紀子、谷 二郎、郷家一二三、吉田 靖、
桧原菜都子、石井克直、今市宗雄、坂口隆史、守永美沙子
山本智絵美、尾崎伸作、内山義彦・和子、岡村紀子
野田美佳世、山田伊智郎、小林和夫、佐藤敏郎、
康田洋子、石川信隆、小島健二、海野幹郎、
ボンド陽子、白井富美、宮岡修二、中野久永、長橋和彦
献金振込先は次のどちらでも結構です。
郵便振替口座:00130-3-87577(コルネリオ会)
銀行振込口座:三菱UFJ銀行 和光支店 店番505
口座番号0385701 ジェーエムシーエフ ナガハマタカユキ