Newsletter No.2 December, 1970
* Comment 所感「父や母を軽んずる者はのろわれる」申命記27:16
Respect to Senior Person's Day Mr. Tomojiro Yamanaka (80 years old)
モーセは十戒で「あなたの父と母を敬え」と命じ、申命記では
「父母を軽んずる者はのろわれる」と戒めた。この訓戒は神命に
寄るものであり、共に今も変わらぬ不滅の教えである。老境に入
った父や母を如何に遇すべきかは青壮年層に課せられた切実な問
題である。ところで。。。世の老人は何を求めているだろうか。
地位か名誉か富財か、或は死後の盛大な葬儀か、銅像や伝記か。
決してそんなものではない。欲しいのは真実な愛であり、万金よ
りも愛一語である。?って老者は何を考うべきか。年が寄ると兎
角過去を語り自分の業績の自慢話を繰り返し、消極的になり利己
主義に?し、気難しくなる。果ては世から疎外され孤独に陥る。
これを防ぐ道は一つ。神を信じその愛に生きる他にはない。
* Report from Pastor Masakatsu Aihara
啓上ご無沙汰ご容赦下さい。ご健勝をお喜び申し上げます。私
もお蔭様で元気に過ごしております。渕田先生も欧?旅行からお
帰りになったことと存じます。欧??のお土産話しを承りたいも
のであります。さて御校の信仰者の群の皆様お変わりございいま
せんか。秋に一度お伺いしたいと思いながら失礼いたしておりま
す。そちらの修養会を十一月十四、十五両日開催のご計画の由、
私も参上いたしたいのでありますが、十五日(日)はこちらの日
本キリスト教団香貫(?)教会(私が昭和三年創立した教会)の
創立四十二年の記念集会があり、特別な関係で私はどうしても、
それに出席せねばならないのでそちらへお伺いできませんの何卒
あしからず?知いただきたくお願い申し上げます。何卒皆様によ
ろしくお伝え願います。私は大正九年一月洗礼を受けてクリスチ
ャンとなり、満五十年たちましたので、その??伝道を十月二十
五日から三十日まで六日間三重県津で行なって三十一日??致し
ました。
* Joint Retreat report
45.11.14(土)及び11.15(日) 神奈川県葉山
のレーレー館において、合同修養会をつぎのように実施した。
(1) Program Time table
14 Nov.15:00 Reception
16:00 Opening worship service
17:30 Preacher Rev. Miyazaki MC: Mr.Mizoguchi
18:00 Dinner
19:00 General Assembly and Fellowship
21:30 MC Mr. Imai
22:00 Go to bed
15 Nov. 06:30 Wake Up
06:45 Morning Prayer Time
07:15 MC Mr. Yatabe
08:00 Breakfast
09:00 Bible Study (groups)
10:20 MC Mr. Shimizu
10:30 Worship Service
12:00 MC Mr. Shimizu Preacher Rev. Chiba
12:20 Lunch
12:30 Fellowship, Testimony, Farewell Party
14:00 MC Mr. Takeda
14:30 Dismiss
(2) Theme
[Service men and the faith 「自衛官と信仰」というテーマのもと宮崎師の霊的な説教と千
葉師の自衛官として進むべき道についての説教を頂き祝福を受け
た。兎角反自衛隊的な空気の多い教会に於てキリスト者自衛官の
あかしを立てつつ苦闘しておられる兄弟もあると思われますが、
お二人の説教は濁水中に泉を発見したような感じで心慰められる
ものがあった。又グループ聖研に於ては「召命」について三つの
グループに分れて有益な一時を持つことができた。
(3)申合せ事項
今回は会員の数が少なかったので重大な点については成るべく
決議をする事をさけ申合せ事項として、次の点をきめた。
1)本会は自衛隊員全体のクリスチャンを対象とする意味で、
会名を「コルネリオ会」を仮称する。ただし、対外的には従来の
「OCU」を使用してもよい。
2)事務所を「防衛大学校応用物理学教室射撃理論研究室気付
コルネリオ会」とする。
3) Annual Fee \1000
4) Key Points: Good News by our newsletter
5)本年度修養会は11月 場所は三浦半島方面とする。
6)委員会を月1回開く。場所は当分横須賀市平坂の米軍クリ
スチャンセンターとする。
7)役員、委員は選出しなかったので委員会に出席した人達の
責任で運営することとなる。会の代表は会長決定まで武田旧会長
に代表して頂く。
8)コルネリオ会をキリスト新聞等を通して広告する。
9)各個教会に文書で働きかけコルネリオ会の存在を紹介する。
10)好意的伝道者を顧問にする事を考える。
(4) Participants
Rev.Chiba (Kurihama Church), Rev.Miyazaki (Yokohama Church)
Mr.&Mrs.Takeda (Kurihama Church), Mr.Shimizu(Ookubo Mission Home)
Mr.&Mrs Fujiwara (Yokohama Nakata Mission Home)
Mr.&Mrs Yatabe Daughter Son (Funabashi Church)
Mr.Matsuyama (Sapporo,Makomanai Mission Home)
Mr.&Mrs. Takihara and 3 daughters (Free Methodist Koganei Church)
Mr.Mizoguchi(Tsurumi Church), Mr.Kishiro (Ikebukuro West church)
Mr.&Mrs Imai(Kodaira) Total:21
* Tokyo international Morning Prayer Meeting
元陸幕長である吉江元会長を通して神田小川町のYMCAで毎
木曜日に行なわれている東京国際朝祷会にお招きがあった。この
会はクリスチャン実業家を中心に有名人がなく、国防にも理解の
多い人達で、月の第一木曜日には外国のゲストを招いて行なわれ
るのでその時に参加されることを望んでおられます。去十二月三
日(木)には米第五空軍チャプレン、シエード大佐を招いてJO
CUからも3名出席、良い交わりの時を持つことができました。
今度はOCUデーを一度持ちたいという主催者側の希望がありま
したので振るって参加をお願いします。
* National Defense Academy Report
本年のクリスマス祝会は総勢四十名近くの人が集まり盛大な会
となった。丁度学生も参加できる時期だったので二十数名の防大
生も参加した。会はキャンドルサービスで始まり、降誕の幻燈の
後に懇親会に入った。特に来賓、教職員等のあかしや奨励が熱心
に行なわれ一同感銘を深くした。時間は2時間半の予定が更に延
び4時間近く信仰の問題について語り合うことができた。持論と
して自衛隊に如何にキリスト者が必要であるかということ、およ
び自衛官生活と信仰とを如何にして一致させるかをさがし求める
事が如何に大切であるかという事であった。参加者は次のとおり。
宮崎牧師、武田会長、清水元1海佐、溝口教授、岡部教授、
藤原2佐、戸島技官、平助手、猪狩2尉、尾崎2尉、
椿谷2尉、今井教授、防大学生20数名
* Editor's Memo
クリスマスおよび新年お目出度うございます。
ニュースレター2号ができました。成るべく手のかからない編
集、謄写、発送を目標にキリスト者自衛隊員の交わりの広場にし
ていきたいと思っております。ガリバン印刷で見苦しいことと思
いますが、将来は?耕を頼むか、又は活字にしていきたいと思っ
ておりますので、ご協力ください。
* Please remind
1.45年度会費¥1000お送りください。振替郵便の手続
中でまだ利用できませんのでコルネリオ会事務所宛お送りくださ
い。
2.原稿を募集します。記名、ペンネーム、とく名は自由です。
原稿はなるべく自衛隊便箋に黒インク又は鉛筆で清書してくださ
い。そのまま謄写原稿となります。
「コルネリオ会事務所」
横須賀市走水一丁目 防衛大学校
応用物理学教室 射理研気付